当ページは【漫画】「繕い裁つ人」の感想を掲載しています。
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ノスタルジックな雰囲気漂う、穏やかな優しい物語
職人気質で独り黙々とオーダーメイドの服を作る南市江。そして市江の作る服に惚れ込みブランド化を試みる百貨店勤務の藤井。
頑としてブランド化を拒否する市江に最初は無理解だった藤井も、南洋裁店でお客さま一人ひとりと会話し、要望を聞いた上でその人に合う服を作ることを妥協しない市江の姿勢を見て考えを改めます。
服作りに対する自分の信念を持っている市江や、自分の「好き」を仕事にしている藤井が格好いいです。
そして、ふたりの付かず離れずな関係も好きです。
市江は女性である分、母親からのプレッシャーも一因かもしれませんが、恋愛や結婚と仕事の間で揺れる場面もありました。そういう部分でも共感が持てる人は多いと思います。
(既読巻数:6巻(最終巻)まで、ハンドルネーム:b)