水玉ハニーボーイ(6巻)の感想です。
6巻の感想
ノンけだけどオネェ男子とか、男子のような凛々しい女子が好きな人にお勧めしたいこの作品ですが、だいたい凛々しい女子は恋愛に疎すぎて自分の気持ちになかなか気付かないのがお決まりだと思います。
この作品も漏れなく自分の気持ちに気付かないと言うか気の迷いだと目を向けようとしないのであります。
そして6巻目にしてようやく藤に対する気持ちに気付く仙石!やっとですよ!ただ今度は、めげずにずっと片思いしていた藤は、ちょっとデレた仙石の態度に気の迷いだ!と期待する気持ちをねじ伏せるという片思いを拗らせている状態にちょっと突入しそうな感じがまたじれったくていいですね。
仙石は仙石で「好き」の一言が言えず、自分の気持ちを持て余してしまいます。試合より緊張するとかそうだよね!とめっちゃ共感してしまいます。
しかもやっとの事で言った好きは相手が段ボール箱を被っていたから聞こえないという。そりゃ必死の思いで言った一言が聞こえないとか言われたら被ってる段ボール箱の上からバンバン叩きますよ(笑)
ちなみに毎回ある藤の女装姿は今巻では抑え気味ですね。結婚式場ではタキシードしか着ていないし、お茶会は振袖だけど着物だから大人しい(笑)
最後の最後で女子高生ルックになりますが、何故か七緒先輩もスカートはいてるので地味に見えるという。攫われた藤がどうなるのか次巻がもう気になって仕方ありません!
前巻のあらすじ
5巻のあらすじです。
いくぞ修羅場だ!? ボケなのか本気なのか…恋が激突!?「女の子にされるのは、初めてなのよ」 侍・仙石さんと、彼女に恋するオネエ男子・藤くん。仙石の剣道のライバル・ドンちゃんが、藤にまさかの一目惚れ!? その最中、仙石にはなぜか藤が発光して見えるように!? さらに仙石が好きなのに、なんやかんやで藤と交際中の七緒先輩が本気を…!! 深まるカオス★
2016年10月刊。