【漫画】「ペリリュー ─楽園のゲルニカ─」の感想・レビュー

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タイトル

太平洋戦争も末期のペリリュー島を舞台に、戦争という凄惨な出来事とかわいらしいタッチで描かれる登場人物とのギャップに驚かされ一気に引き込まれました。主人公の田丸一等兵が「功績係」となり戦死した兵士たちを事実よりも立派に描き遺族に伝えるという任務に就き、嘘の混じった立派な死に様を作り上げることに悩む場面にはこちらも悩まされ嘘が救いになることもあるかもしれないと思うほどでした。

場面場面には艦砲射撃によって吹き飛ぶ仲間たちや食料不足により気が触れて自殺していく兵士たち、戦闘とは関係ない事故で亡くなる兵士の姿が描かれていたり、この絵でなければとても見れない異様な戦争の日常が繰り返されていきます。その中にも現地の子供とのふれあいや田丸にヌードを描いてほしいと頼む若い兵士たちの描写など気の抜けている場面を見るとホッとするところもあって、より世界観に没入していきます。

田丸とともに行動する優秀な兵士である吉敷、自身の生存を優先するような行動をとる上官の小杉伍長など様々な兵士たちの行動を見て、戦争という悲惨な状況をマンガとして体験できるのでぜひ一読して沈んだ気持ちに浸ってもらいたい作品です。

(既読巻数:5巻、ハンドルネーム:デロリアン3号)

感想・レビュー