コレットは死ぬことにした(10巻)の感想です。
10巻の感想
9巻でキスの寸止めという読者の心臓に悪い展開を迎えましたが、10巻では少しクールダウンしつつも、ついにコレットも恋心を自覚する重要な回となりました。
ハデスがコレットへの気持ちを吐露してから、何巻経ったのでしょう?思わず数えてしまうほどです…。神様だから、患者だから、尊敬してるからで蓋をしていた気持ちを理解したコレットは今後二人の関係をどうしようとするのでしょうか。
それでも「会いたい」から再び本能のまま会ってしまう二人の甘酸っぱさには、思わず胸がときめいてしまいます。
ハデスがコレットが地上で再会したときの見開きのシーンはとても美しく、幻想的で素敵なシーンでした。一方、いつも無表情なハデスですが、普段の仕事をしながらコレットとの距離を考えはじめ、ぐるぐるしているのが、彼らしからぬ姿でときめきました。
お互い自覚はしているけど、言葉で伝えてないというもどかしい展開が今後どのように転がっていくのか気になります。
また今回は、コレットやハデスだけではなくヘルメスやディオとの交流も増えて、にぎやかな巻になりました。ディオが、コレットとハデスの仲を否定するのではなく、助けになろうとする姿がとても頼もしかったです。
前巻のあらすじ
9巻のあらすじです。
家来修業中のコツメは冥府一同の厳しくも愛のある指導の末、いざ試練の時…! 海の家来に戻れるのか…!? そしてコレット&ハデス様にも、ファン待望!?のドキドキMAX大事件が…! 人気絶頂★神話ロマンス感動と激甘の第9巻