甘々と稲妻(8巻)の感想です。
8巻の感想
個人的ですが、私にも娘がいるのでネタ的に『あぁ、あるある』の連続でとても懐かしく思える巻でした。
そして、苦手だったお友達との仲直りに全力を尽くして昇せるつむぎちゃん、、、相変わらずとっても可愛いです。それに大人の歯への生え変わりを虫歯と勘違いして落ち込むつむぎちゃんの姿。
いままで経験した事の無い事態に遭遇すると、子供って完全にパニックになって悪い方向へとばかり考えが行きますよね。
怒られると思って、お父さんに秘密にするつむぎちゃんですが、傍から見れば隠し事でテンパってるのが丸分かりなので、お父さんとしては秘密の中身も分からずに一層心配が増えるだけてお気の毒です。
例え娘が何をしでかそうと、父親が娘を嫌いになる筈がないのですが、、、、、ですが、大好きな小鳥さんに相談して原因が判り、満面の笑顔でお父さんに抱きつくつむぎちゃんが最高に可愛いです。
オチとしては笑い話で済んだお父さんですが、やはりどんな事でも、特に具合の悪いのを隠すのだけは止めて欲しいっと真顔で娘に依頼する父親。ホントに良く判ります。判るんですが、つむぎちゃんとしても大好きなお父さんに心配かけたくないから秘密にしてしまったのですよねぇ、、、お互いが心配なだけに上手くいかないものです。
8巻も親子愛があふれる素敵な物語でした。
前巻のあらすじ
7巻のあらすじです。
2016年7月からTVアニメ放映スタート! 妻を亡くした高校教師・犬塚(いぬづか)と、その娘つむぎ。ふたりが織りなす大人気食卓ドラマ、待望の最新刊! 大好きなアニメ『マジガル』のキャラクターが死んでしまった…? つむぎに「なんでしぬの?」と聞かれてはっきり答えられない犬塚。ショックを受ける娘に、どう寄り添ってあげればいいのだろう――。手作り料理が彩る父と娘の成長物語、いよいよ幼稚園卒業の第7巻!