【ラノベ】「魔導具師ダリヤはうつむかない」の感想・レビュー

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(当サイトは漫画・ライトノベルの感想・レビューを募集しており、寄稿された感想を紹介しています。)

仕事と淡い恋心

婚約破棄をされるところから話は始まります。またこのパターンかと思うでしょう。ところがこの話は女性魔導具師ダリヤがそれでも背筋をピンと伸ばして自立をしようとする物語です。父から受け継いだ塔の中で転生前の記憶を頼りに色々な物を作っていきます。
ダリヤが転生前の記憶を持っていると言ってもそれはせいぜい使ったことがある、といった程度なので結局この世界での魔法や素材を使いつつ職人として仕事をこなしていくのです。よくある転生もののように魔法の才能がものすごくある訳ではないので、主人公は職人である魔導具師になっているという側面もあります。この仕事を主人公がしているおかげでこの世界の魔法の仕組みや素材などが自然に理解できるように仕掛けられています。
もう一方であまりにも美形すぎてトラブルに巻き込まれるヴォルフという貴族との淡い恋心も話の軸として存在します。女性絡みのトラブルが多過ぎて女性から距離を置きたいヴォルフが婚約破棄により恋より仕事!のダリヤと出会うことにより徐々に彼を取り巻く環境が変化していきます。それはダリヤも同じこと。この先の二人の関係の変化も楽しみです。
友達以上恋人未満の読み手をハラハラさせる関係を抑制のきいた文章で読ませてくれます。懐かしい少女漫画の世界が展開されているような、そんな物語です。

(既読巻数:1巻、ハンドルネーム:桂花)

感想・レビュー