【漫画】「バガボンド」の感想・レビュー

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(当サイトは漫画・ライトノベルの感想を募集しており、寄稿された文章を紹介しています。)

剣豪達の物語

有名な剣豪、宮本武蔵と佐々木小次郎の二人の主人公が、様々な人との出会いや決闘を通じて天下無双をめざし成長していく物語です。登場人物の心理描写が細かく、人生についても考えさせられるおもしろい作品でした。

誰にも負けない剣の強さこそが天下無双であると考えていた武蔵が、吉岡一門との決闘のあとその考えが変わっていきます。
本当の強さとは何なのか苦悩しながら旅をしていき、沢庵和尚らとの関わりの中で成長していく武蔵のその姿にたびたび心を打たれました。

一方、小次郎は耳の聞こえない設定で幼少期から物語がはじまります。小次郎が中心の物語というよりも、育ての親である鐘巻自斎や師匠の伊藤一刀斎といった、小次郎の周りの人物からの視点で話が進んでいきます。そのため、周囲の人物のほうに感情移入してしまいます。そのひとりひとりの小次郎への思いで物語が紡がれており、誰もが感じるだろう天才を目の前にしたときの感情が表現されていると思います。

作者の井上雄彦先生は名作の「スラムダンク」といった動きの繊細な描写を得意としているため、特に筆で描かれる戦闘シーンの迫力は見所のひとつです。

(既読巻数:37巻、ハンドルネーム:ものほしざお)

感想・レビュー